三菱自動車Mitsubishi Motors と東京電力Tokyo Electric Power Company が、家庭のコンセントで充電して走る次世代電気自動車The next generation electric vehicle の開発と普及に向けて提携することが18日、明らかになった。
東京電力Tokyo Electric Power Companyは電気自動車Electric vehicle への充電や蓄電池の技術などを提供し、三菱Mitsubishi Motors が開発中の小型電気自動車「MIEV(ミーブ)」の商品化を後押しする。
三菱Mitsubishi Motors はこれにより開発期間を短縮し、ミーブの発売時期を当初予定の2010年から08年に前倒しする。
3年後には1回4時間程度の充電で250キロ・メートル走れる軽自動車クラスの電気自動車Electric vehicle が、200万円以下で市販されることになりそうだ。
ミーブは、車輪内に取り付けた電気モーターで走行する独自技術を採用した電気自動車Electric vehicle 。
一般家庭のコンセントから充電でき、排出ガスを出さない低公害車として、三菱Mitsubishi Motors が開発を進めている。
すでに1回約10時間の充電で150キロ・メートル走る性能があるが、さらに1回の充電時間を短く、走行距離を長くしないと普及は難しいとされてきた。
高速充電には蓄電池の性能を高めるとともに、充電する家庭用コンセントの電圧も100ボルトから200ボルトに引き上げることが必要になる。
三菱Mitsubishi Motorsは提携で充電関連技術の開発費負担も少なくできる。
電気自動車の充電は夜間が主流になると見られるため、東京電力Tokyo Electric Power Companyも余り気味の夜間電力の需要先を確保し、原子力発電所で発電した電力を有効活用できる。
夜間の電力で充電した場合、電気代はガソリン代の10分の1程度で済むという。
東京電力Tokyo Electric Power Company以外の複数の電力会社も次世代電気自動車The next generation electric vehicle に関心を示しており、今後、他の電力会社が提携に合流する可能性もある。
三菱Mitsubishi Motors は次世代電気自動車The next generation electric vehicle を、年末にも発売予定の軽自動車「i(アイ)」をベースに開発する考えで、街中など近距離の利用が多い主婦などの女性層を主なターゲットとし、新市場の開拓を狙う。
東京電力Tokyo Electric Power Companyは家庭用コンセントを簡単に改造する技術なども研究する。
2009年6月4日木曜日
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