4代目 S60型(1971年-1974年)The fourth generation TOYOTA CROWN
1971年2月に登場。この代から正式名称が「トヨペット・クラウンTOYOPET CROWN」から「トヨタ・クラウンTOYOTA CROWN」に改称されている。
ボディバリエーションは4ドアセダン、2ドアハードトップ、カスタム(ワゴン)/バンの3本立てとなった。
初代セリカをほうふつとさせる、時代を先取りしたスピンドル・シェイプ(紡錘形)と呼ばれる丸みを帯びたスタイルが最大の特徴であったが、あまりに突出したデザインであったため、法人ユーザーに敬遠され、同時期にモデルチェンジRESTYLINGしたセドリック/グロリアCEDRIC/GRORIAに販売台数で逆転される。
最上級グレードとして新たに設定された「スーパーサルーン」を筆頭に、セダンが「スーパーデラックス」「デラックス」「オーナーデラックス」、ハードトップは「SL」「スーパーデラックス」「ハードトップ」とセダンに準じた構成となった。またバンにも「デラックス」が設定された。
装備面ではESC(後輪ABS)・EAT(電子制御式自動変速機)をSLに、オートドライブをSL、スーパーサルーン、オーナーデラックスにオプション設定したことなどが挙げられる。
さすがは、高級車ですね。こんな時代にABSとか付いていたなんて、ぜんぜん知らなかったね。
1971年4月には、2600ccエンジン(4M型)を搭載したモデル(3ナンバー登録)が登場し、高級車化に拍車がかかった。
1973年2月のマイナーチェンジではボデー同色一体型だったバンパーをクロームの大型にするなどのフェイスリフトが施されたが、人気の回復には至らず、「クラウン史上最大の失敗作」と言われた。
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